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永目 諭一郎; Zhao, Y.*; 西中 一朗; 大槻 勤*; 谷川 勝至*; 塚田 和明; 末木 啓介*; 市川 進一; 中原 弘道*
1st International Conference on the Chemistry and Physics of the Transactinide Elements; Extended Abstracts, 4 Pages, 1999/00
重・超アクチノイド領域で観測されているbimodal核分裂は、軽アクチノイド領域で見られる対称・非対称核分裂のtwo-mode核分裂と本質的には同じ現象として解釈できることを示す。ただし軽アクチノイド核での対称分裂モードは、非常に伸びた形状で分裂していくが、重アクチノイド領域では分裂片殻効果のため、コンパクトな形状で分裂していく。また広範なアクチノイド領域での核分裂のデータの系統性をもとに超重元素領域での核分裂特性を予測する。
Brchle, W.*; Andrassy, M.*; Angert, R.*; Eberhardt, K.*; Fricke, B.*; Gregorich, K. E.*; Gnther, R.*; Hartmann, W.*; Heimann, R.*; Hoffman, D. C.*; et al.
1st International Conference on the Chemistry and Physics of the Transactinide Elements; Extended Abstracts, 4 Pages, 1999/00
化合物イオンが金属イオンの酸化状態に大きく依存することで知られている-HIB(-イソブチル酢酸)とシーボーギウム(Sg)化合物の陽イオン交換挙動を調べた。オンライン実験は、Cm+Ne反応で生成するSg(Sg)を対象に行い、6価イオンに対応する溶離液中にSgの壊変に起因する数イベントの線を確認した。これはSgの-HIB溶液中での陽イオン交換挙動が、6族の性質すなわち[SgL](L:(CH)COHCOO)の化学形を形成していることを示唆している。
Strub, E.*; Brchle, W.*; Eichler, R.*; Gggeler, H. W.*; Glatz, J. P.*; Grund, A.*; Grtner, M.*; Jger, E.*; Jost, D.*; Kirbach, U.*; et al.
1st International Conference on the Chemistry and Physics of the Transactinide Elements; Extended Abstracts, 4 Pages, 1999/00
硝酸・フッ酸混合溶液を溶離液として104番元素ラザホージウム(Rf)のイオン交換挙動を同族のZr, Hf及び擬4族のThと比較した。特にフッ酸濃度に対する分配係数の変化を観測することで、それぞれの元素のフッ素イオンとの錯イオン形成の傾向を調べた。その結果、RfはZr, HfよりむしろThに近い挙動を示すことがわかった。錯体形成は一般的にイオン半径の影響を大きく受けるため、Rfのイオン半径がThに近くHfやZrより大きいと考えると相対論拡大効果がアクチノイド収縮より大きな影響を与えている可能性を示す。
阪間 稔*; 塚田 和明; 浅井 雅人; 市川 進一; 大浦 泰嗣*; 長 明彦; 柴田 理尋*; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 海老原 充*; et al.
1st International Conference on the Chemistry and Physics of the Transactinide Elements; Extended Abstracts, 4 Pages, 1999/00
中性子欠損Am,Am及び未知核種Amの崩壊特性を調べた。これら核種はU(Li,xn)及びU(Li,4n)反応で合成し、ガスジェット結合型オンライン同位体分離器で質量分離した。Am,Amについては、X/線測定から半減期を9.30.7分、3.20.2分と決定した。また、Amについては崩壊に伴い放出される線を検出し、崩壊と電子捕獲崩壊(EC崩壊)の比を決定した。未知核種であるAmは、崩壊連鎖の線を確認し新核種と同定するとともに、線のエネルギーと半減期を決定した。実験で決定した半減期、線エネルギー並びに/EC崩壊確率などについての理論との比較を行い、原子核の安定性について議論した。